有効求人倍率とは?

よくテレビなどで「有効求人倍率」という言葉を耳にしますが、有効求人倍率とは、仕事を探している人の数に対して求人数が何件あるかを示した数字の事をさしています。

有効求人倍率は経済指標のひとつとしても利用されていて、景気が良くなると求人の数も増えるので有効求人倍率は高くなり、逆に景気が悪くなると有効求人倍率が下がって仕事を探していてもなかなか見つけることができない状況になってしまうわけです。

有効求人倍率は厚生労働省が管轄しているハローワークの統計によって計算されています。

ここで注意したいのは、「仕事を探している人」に新卒者は含まれないという点です。

中学校、高校、大学を卒業して仕事を探す新卒者に対する求人倍率は有効求人倍率ではなく「新規求人倍率」として区別されています。

有効求人倍率は具体的にどのようなデータを使って計算されているのでしょうか。

求人募集の巨大なデータベースを持っているハローワーク(以前の公共職業安定所です)で取り扱った求人数を、ハローワークに仕事を求めてやってきた求職者数で割ると、有効求人倍率が計算されます。

有効求人倍率が1.0の場合には、求人数と求職者数が同じという事ですから、仕事を探しに来た人はもれることなく仕事を見つけることができたことになります。

有効求人倍率が0.5のように1.0を下回った場合には、求人数に対して求職者数が多かったことになるので、「仕事をしたくても見つけることができない」人が増えてしまいます。

また逆に、有効求人倍率が1.0を越えると、「仕事が余っている状態」、つまり、求職者にとってはいろいろな仕事の中から選ぶことができる状態になるというわけですね。